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選民思想と成功者崇拝③

ネットワークビジネスでは成功者崇拝という強い表現に違和感を覚えないほど、成功者に対する盲目的な信頼や献身が見られます。

それは「成功者は成功の仕方を知っている。だから成功者から成功の仕方を学ぶべき。」
という一見素朴な理屈から始まります。

しかし、それはやがて、
「とにかく一から十まで成功者の言う事を素直に聞いて、真似をするのが成功への近道である。」
という成功者を全人格的に肯定する傾向を強めていきます。

例えばアムウェイのディストリビューター達の間では世界一のディストリビューターである中島薫氏は神格化されています。それは中島氏の誕生日である3月7日にあやかり、37という数字が聖数として扱われ、車のナンバーなどにもこぞって使われるほどです。
ゲン担ぎの一種だと言ってしまえばそれまでですが、通常の組織ではほとんど見られない傾向であり、明らかに宗教的な雰囲気を感じさせます。

このような宗教性が社会に対する反感を吸収すると、
「一般人は成功の仕方を知らないし、成功者を妬むことさえある。だから一般人のいう事など聞いても無意味だ。」
といった選民思想の傾向が加わってきます。

特にセミナーなどでやり玉に挙がりやすいのがサラリーマンです。将来に対する危機意識が薄く、雇われた状態に満足している退屈な存在だと貶められる一方で、ディストリビューターは先進的なビジネスに携わる経営者であると持ち上げられ、選民意識を刺激されます。

そして、その選民思想が行き過ぎ、歯止めが効かなくなるとカルト宗教と類似する反社会性を帯び(参考記事)、悪徳グループ(参考記事)として多数の被害者を生み出すことに成りかねないのです。


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乱気流さん

>みんながみんな、この通りにして、本当に成功者になれるとしたら
>マルチ商法は成立しませんよね?

この疑問に対しては、
「ほとんどの人は既成概念にとらわれているので、成功者の言うとおりに実行できる人は少ない。だから実際に成功できる人は少ない。素直になりさえすれば、成功することは本来難しいことでは無い。」
といった回答が用意されていると思います。

それはそれで一見正しそうに聞こえるのですが、実はそうじゃないよ、というのが、
『成功者の言うことを聞く前に確かめておくべきこと』の記事なんです。

ネットワークビジネスの仕組みを全体的かつ体系的に理解しておかないと、部分的な正論を持ち出されてしまい、議論が不毛になってしまいます。

No title

>「成功者は成功の仕方を知っている。だから成功者から成功の仕方を学ぶべき。」

>「とにかく一から十まで成功者の言う事を素直に聞いて、真似をするのが成功への近道である。」

みんながみんな、この通りにして、本当に成功者になれるとしたら
マルチ商法は成立しませんよね?
下の人がいなければ、成功者になれないんですから・・・

ほんと、マインドコントロールって怖いですね。
プロフィール

ゆんた

Author:ゆんた
経営コンサルタントの管理人がニュースキン(Nu skin)やアムウェイ(Amway)を始めとするネットワークビジネス、マルチ商法、マルチレベルマーケティング、MLMの仕組みを解き明かします。

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