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ネットワークビジネスで権利収入を得られるのか?

多くのネットワークビジネス主宰会社およびディストリビューターは、このビジネスに取り組むことによって、権利収入が得られると主張します。
実際にネットワークビジネスで権利収入が得られるかどうかを検証する前に、権利収入という言葉の意味について考えてみましょう。

権利収入という言葉は造語だと思われ、明確な定義は無いのですが、使われている文脈から判断して不労所得のことだと考えておけばいいでしょう。つまり、あくせく働かなくても継続的に自動的に入ってくる収入です。
それではなぜ、そのようなことが可能になるのでしょうか。
どのようにすれば権利収入を獲得できるのでしょうか。

権利収入(=不労所得)を得るためには以下の二つの条件を備えている必要があるでしょう。
①減耗しない(いくら使っても減らない)資産を所有している。
②その資産を確実に換金できる市場や環境が整っている。

一番分かりやすいのが土地を所有している地主の例です。
土地はいくら使っても減ることがありませんので①の条件を満たします。さらに所有する土地を不動産市場で流通させ、利用者に貸し出せば後は何もしなくても家賃収入を得ることができます。たとえ利用者が契約を解除したとしても、不動産会社がほどなく新しい利用者を探してきてくれますので②の条件も満たしています。これは典型的な権利収入です。

また、作家でも同じような事が言えます。
作家が生み出す文学作品などのコンテンツはいくら利用しても減ることはありません。それどころか容易に複製可能です。①の条件は完全に満たしています。また、著作権という形で権利を保証され、出版社に委託すれば印税という形で販売に応じた収入が勝手に入ってきますので②の条件も満たしています。したがってこれも権利収入だと言っていいでしょう。

それではネットワークビジネスはどうでしょうか。
ネットワークビジネスで形成する資産は勧誘活動によって築いてきた販売組織です。この販売組織は減耗することが無く確実に換金できるのでしょうか。

販売組織という資産は土地やコンテンツとは性質が違います。
ネットワークビジネスではビジネスメンバーは絶えず入れ替わります。ニュースキンでも最高位であるブルーダイヤモンドにまでなったディストリビューターでさえほとんどが辞めてしまいます(参考記事)。

また、愛用者が継続的に商品を購入してくれるとも限りません。
どんなに競争力の高い商品を扱っていたとしても、この資本主義社会の中で長期間に渡ってその優位性を保ち続けられる事は困難です。競合他社は必死で新商品を開発してきますし、ネットで情報を入手できるようになった消費者の好みも移ろいやすく、いろいろな商品を試そうとするものです。せっかく築いた資産も維持する努力無しでは減耗してしまうのです。
また、ネットワークビジネスでは“お付き合い”で購入しているという場合も多いでしょうから、不和や疎遠になることで“お付き合い”が終わってしまえば購入するのも辞めてしまうでしょう。
ネットワークビジネスで築く資産は①の条件を満たしているとは言えません。

さらに主宰会社が倒産してしまえば、せっかく築き上げてきた販売網という資産は無価値になります。そこで形成した資産は換金できませんし、他の会社で使うこともできません。
また、いくら主宰会社が優良でも個人事業主としてのディストリビューターの立場は極めて不安定です。法律や規約違反をすることでディストリビューター契約を解除されてしまえば、せっかくの資産も失われることになります。
したがって②の条件も満たしているとは言えません。

こうして他の方法と比較していくとはっきり分かりますが、ネットワークビジネスで得ることができる資産は非常に不安定で、継続的な収入を保証してくれるものとは言い難いものなのです。


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ゆんた

Author:ゆんた
経営コンサルタントの管理人がニュースキン(Nu skin)やアムウェイ(Amway)を始めとするネットワークビジネス、マルチ商法、マルチレベルマーケティング、MLMの仕組みを解き明かします。

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