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マルチレベルマーケティング(MLM)とは何か③(英語版Wikipedia翻訳)

※以下は管理人の責任により、英語版Wikipediaの“Multi-level marketing”の項目を翻訳した記事です。
一部読みやすさを重視して意訳している箇所があります。意味を変えているところは無いつもりですが、もし誤訳等にお気づきになられた方がいらっしゃいましたら、ご一報頂ければと思います。

――――――――――――――――――――――――――――――
【批判】
1979年の“アムウェイ審決”において連邦取引委員会は、アメリカにおけるマルチレベルマーケティングそれ自体は違法ではないという結論を出した。しかしアムウェイは価格の固定化(“独立”であるべきディストリビューターに対して、実際には固定価格で販売するように要求した)および所得請求を過剰に行った事によって有罪になった。

連邦取引委員会は製品の販売よりも新メンバーを加入させる事に対して大きなインセンティブを与えるマルチレベルマーケティング組織に対して懐疑的になるようにと忠告している。また連邦取引委員会は新規メンバーを加入させることにより報酬を得る活動は、ほとんどの州でネズミ講として法律で禁止されていると警告している。

2006年4月には、(MLMを含む)ビジネス提案を行おうとする全ての販売員が、見込み客が収入を得られる可能性について適切な選択ができるように十分な情報を与えることを要求した「Business Opportunity Rule」を示した。(しかし)連邦取引委員会は2008年3月に提案した改定版の対象からネットワークビジネス社を除外した。
「今回の改訂版はMLM企業または2006年4月版にうっかり対象範囲に入れてしまったいくつかの企業は対象としていない。」
(訳者注:除外の背景にはMLM業界団体のロビー活動があったようです。)

Walter J. Carl はWestern Journal of Communicationの記事で、
「MLM組織は、カルト(Butterfield, 1985)、ネズミ講(Fitzpatrick & Reynolds, 1997)、あるいは嘘や欺瞞にまみれた組織(Carter, 1999)であり、事業を拡大させるために問題の多い方法をとっている(Hopfl & Maddrell, 1996)。さらに経済的利益と引き換えに人間関係を搾取してしまう(Fitzpatrick & Reynolds, 1997)。」と述べている。
中国ではこの仕組みから人々を救済しようと働いているボランティアが実際に襲撃されてきた。

MLM企業は西洋文化の基準との基本的な部分での摩擦のために、大多数の参加者との約束を果たすことができていないとして批判されてきた。MLMビジネスは“とんとん”あるいは少しでも収益を得ることが出来る確率が他のタイプのビジネスよりも遥かに悪いと一様に主張されている。
「大多数のMLMでは参加者は利益を得るために積極的に勧誘をし続けなければならない。入手可能な範囲でのMLM主宰会社のデータによれば、MLMで損失を被る確率は99.9%である。すなわち参加者の99.9%が自己消費を含む全ての支出を差し引いた後ではお金を失うことになる。」
理由の一部はより多くの新規加入を促す行為によって“市場の飽和”に達するからである。「本来的にMLMは科学的な基盤を完全に欠いている」とも主張されている。

別の批判によれば、MLMは合理的な事業活動としてうまく生き伸びてきただけだと言う。つまりこういう事だ。アメリカ合衆国が比較的小さな、閉鎖された町や郊外のつながりで出来ていて、中小企業が容易に近づけないような時代には、MLMは製品やサービスを伝え、購入する効果的な手段だった。
ところが消費者に直接、宣伝・販売することのできるインターネット取引の進歩は、このモデルを時代遅れのものにしてしまった。こうして今日では、ほとんど全ての新興MLM企業では、表向きは高すぎる製品やサービス(たとえそれが本物の製品やサービスだったとしても)を合法という薄いローブをまとって販売する一方で、会員達はより多くの人々をMLMに加入させるように掻き立てられ、この仕組みを実質的にネズミ講へと変えていく。

新規会員にさらなる会員を加入させることを奨励しているため、現代のMLMはどうみても合法的なネズミ講に過ぎないとまで言う人もいる。ある者は「アメリカではマルチレベルマーケティング社等は法律で規制されているネズミ講の一種だ」と言い、また別の者は「マルチレベルマーケティングは必ずしも詐欺ではないネズミ講の一種である」と言う。

2010年10月には、いくつかのマルチレベルマーケティング社が、新規会員の加入によって会員への報酬が支払われており、しかも後の会員は初期参加者ほど稼げていないのではないかという疑惑の下、かなりの数の州司法によって調査されていると報じられた。

業界の評論家であるRobert L. FitzPatrickはマルチレベルマーケティングを最後には破裂してしまう“メインストリート・バブル”だと呼んでいる。

以上
――――――――――――――――――――――――――――――
マルチレベルマーケティング(MLM)とは何か①(英語版Wikipedia翻訳)
マルチレベルマーケティング(MLM)とは何か②(英語版Wikipedia翻訳)
アメリカではMLM(ネットワークビジネス)はどのように見られているのか?


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乱気流さん

英語版のWikipediaは引用が多く、かなり客観性が担保されてるんですよね。
訳してみた感想はMLMの英米での評価は日本と全く変わらない、というところですかね。

No title

・アメリカでは当たり前のビジネス
・何の問題も無い合法なビジネス

そんな話を聞いていましたが、ちょっと違うようですね・・・
日本では危険視されているのは知っていましたが
やはりアメリカでも問題があるとみているところもあるのですね。

ちゃんと自分で調べず、アップに言われるままだったんですね。
それほど、マインドコントロールの力がすごいんですね。
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ゆんた

Author:ゆんた
経営コンサルタントの管理人がニュースキン(Nu skin)やアムウェイ(Amway)を始めとするネットワークビジネス、マルチ商法、マルチレベルマーケティング、MLMの仕組みを解き明かします。

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