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時間制限つきのノルマ

買い込み連鎖の見極め方」では、ニュースキンビジネス最大の問題である買い込み連鎖を見極めるためのポイントを示しました。

その理由について考える前に、今一度ネットワークビジネスの性質について確認しておきましょう。
ネットワークビジネスは指数計算でディストリビューターを増やしていく仕組みを持っているため、市場に迷惑をかけやすい性質を持っているものの(参考記事)、それ自体にディストリビューターの被害者を生み出す原因はありません。
ディストリビューターが自分のペースで勧誘をしていけば、いつか各々が有する市場の飽和に近づいていき、勧誘できなくなっていくだけだからです。(参考記事

しかしディストリビューターの気ままな勧誘活動に任せていたのでは、主宰会社の収入や事業の拡大スピードが限られてしまいます。そこで主宰会社が収益を最大化するために生み出された仕組みが毎月●●万円の売上という“時間制限付きのノルマ”の存在なのです。
ほとんどのネットワークビジネスでは、この時間制限付きのノルマがタイトルの維持・獲得、すなわち高収入の可能性を得るための条件になっています。
ニュースキンビジネスの場合では、LOI申請によって毎月24万円の売上達成と引き換えに代理店の資格を手に入れる事がそれに当たります。
そしてこの仕組みこそが、ディストリビューターの中から被害者を生みだす最大の原因となります。

ディストリビューターの販売実体がどうあれ、一度LOIを申請してしまうと毎月24万円という時間制限付きのノルマがのしかかります。この時、月24万円以上の売上を確保しているディストリビューターですと、さほど問題無くノルマをクリアできるでしょう。
しかし売り上げが足りない状況でLOI申請を行ってしまうとそうはいきません。
不足する売上を
①自身による買い込み
②他人による買い込み(=ビジネスメンバーを勧誘しLOI申請させる)
のいずれかの手段によって補うしかありません。

①の場合は、毎月自分だけでは消費しきれない在庫が増えていき、最悪の場合には借金をしてでも買い込みを続けます。
②の場合は、代わりにノルマを負ってくれる自分以外の誰かを見つけることに他なりません。すなわち自分以外の誰かを①の状態に陥らせることになります。

つまり、十分な販売実体の無い状態でのLOI申請は、自分自身も含むダウンラインのどこかに買い込みを誘発させ、被害者を生み出すことになるのです。

販売実績が24万円に満たない状態でのLOI申請はこれほど問題が多いのですが、アップラインの立場からすれば、以下のようなメリットがあります。
・愛用者を育てる手間暇をかけずに毎月24万円のグループポイントが確保できる。
・その分の収入が増える。
・傘下のエグゼクティブ数が増え、タイトルアップに前進できる。

以上の理由により、自分自身の利益を優先させ、ダウンラインのリスクを考えないアップラインがいるグループ、すなわち悪徳グループの買い込み連鎖に巻き込まれているかどうかを見極めるポイントは、
「月24万円の売上(流通)を作り出す前にLOI申請を出させようとするかどうか」
となるのです。

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買い込み連鎖の見極め方

買い込み連鎖は悪徳グループ内で組織的に行われる犯罪類似行為(参考記事)で、ニュースキンビジネス最大の問題であると同時に、多くのネットワークビジネスに共通する問題点でもあります。

ニュースキンビジネスの買い込み連鎖は俗にLOI連鎖と呼ばれ、以下のような仕組みを持ちます。
① ディストリビューターがLOI登録初月に24万円分の製品を買い込む。
 ※製品を試す、先行投資等、名目はグループにより様々
② 2ヶ月目以降は同様の買い込みを厭わないビジネスメンバーを勧誘することで、代理店資格を得られ、初月の投資は取り返せる(と主張する)。
③ ①②のプロセスが勧誘活動によって連鎖拡大する。
これはネズミ講の成立要件にも酷似しており、破綻の必然性という本質的な問題をはらみます。(参考記事

ニュースキンビジネスの買い込み連鎖には“グラディウス”や“アルティメット”といった名称を持つものもありますが、買い込む金額や期間が変わるだけで基本的な仕組みはLOI連鎖と変わりません。

買い込み連鎖を推奨する悪徳グループでは以下のようなことを主張する傾向があります。
・成功するためには先行投資が重要である。
・成功するためにはビジネスパートナーを増やすことが重要である。
・○○グループでは成功のための仕組みを構築した。
これらはいずれも買い込み行為を正当化するための方便となります。

もっとも、LOI連鎖を始めとする買い込み連鎖の問題についてはネット上でも指摘され、それを推奨するグループ名や手口についても知れ渡ってきています。したがって今後は新しい呼び名が付いていたり、上に挙げた特徴をうまくカモフラージュし、一見それとは分かりにくい装いを持った買い込み連鎖が出てくる可能性があります。

しかし、ことニュースキンビジネスでは買い込み連鎖に巻き込まれようとしているかどうかを見極めるためのポイントは一点だけで十分です。
それは「月24万円の売上(流通)を作り出す前にLOI申請を出させようとするかどうか」です。
この問いに対する答えがイエスであれば、そのグループは悪徳グループであり、グループの方針やアップラインの助言に従うと、買い込み連鎖に巻き込まれることになります。

時間制限つきのノルマ」に続きます。


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LOI申請はリスクを取ることへの意志表明

ニュースキンビジネスでは単なるディストリビューターであることと、エグゼクティブ(代理店)であることには大きな違いがあります。なぜなら代理店になって初めて、ネットワークビジネスの魅力である傘下のダウンライン達の購買や活動に応じたボーナスを獲得する資格を得ることができるからです。

代理店になるためにはLOIという書類を申請して審査を受けなければなりません。LOIとは“Letter of intent”の略で、基本合意書と訳されることが多いのですが、直訳すると“意志の取り交わし書”といった意味になります。

ここで言うところの意志とは何でしょうか。
それはリスクを取る意志のことです。
具体的には資格維持の条件を満たし続けないと、せっかく手に入れた資格を失うというリスクを取るということです。

まず、ニュースキンで代理店になるためには、
1ヶ月目に2,000ポイント(24万円)
2ヶ月目に2,000ポイント(24万円)
3ヶ月目に2,400ポイント(30万円)
の売上を上げる必要があります。
詳細はニュースキン社のプラン解説URLの24ページを参照ください。

さらに代理店に昇格した後も対象範囲となるダウンラインのポイントも含めて2,000ポイントの売上を上げ続ける必要があります。その際、既に一般消費者を十分育てていてポイントを達成できる人はいいのですが、そうでない人は多額の投資を厭わないビジネスメンバーを勧誘することによって、ポイントを達成しようとします。それが目論み通り行かずに自分で買い込みをしてしまうディストリビューターがいるのは『ニュースキンビジネス最大の問題『買い込み連鎖』とは何か?』で述べた通りです。

LOIを申請するという事の本質的な意味は、毎月2,000ポイントを上げ続けなければいけないこのレースに参加するという意志表明なのです。事前にこの事をリアルにイメージした上でLOI申請をするディストリビューターは少ないように思えます。

しかしそれだけではありません。ニュースキンビジネスには資格維持のための高いハードルがまだあるのです。
この後、ブレイクアウェイとロールアップの制度について解説します。


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ニュースキンビジネス最大の問題『買い込み連鎖』とは何か?

ニュースキンビジネスの最大の問題は『買い込み連鎖』です。
『LOI連鎖』『グラディウス』『アルティメット』といった名前でも知られています。

ニュースキンビジネスの原則的な流れは、
・自分で商品を使ってみる
・気にいったらそれを口コミしていく
・徐々に愛用者が増えていく
・販売額(24万円が目安)が安定したところで代理店申請をする
・同じようなビジネス志向のあるダウンラインのサポートを始める
・ダウンラインを多く育てていくことでタイトルが上がっていく
・権利収入(継続性のある安定的な収入)が得られる
となります。
 
ところが性急にお金儲けを目指そうとする一部の悪徳グループではダウンラインに愛用者を育てることをさせずに、いきなり代理店申請することを勧めます。
代理店になれば還元率が上がるなど報酬面で有利になるように思わせるのです。しかし実際のところ代理店申請・維持には大きなリスクが伴います。月辺り24万円(3ヶ月目だけは30万円)の売上が条件になるのです。

愛用者を育てずにどうやってその条件をクリアするのかと言うと、最初の月の24万は自分で製品を知るために買い込みます。そして次の月からは自分と同じように24万円分を買い込むビジネス志向のダウンラインを見つけてきて自分のポイントとするのです。

しかし一人や二人ビジネスメンバーを見つければ終わりという訳では無く、代理店になったダウンラインのポイントは換算されなくなる等のルールがあるため、継続的に勧誘し続けなければなりません。

このやり方を続けてもどこかの段階で破綻してしまうことがほとんどなのですが、それでも資格維持のために『買い込み(直近で必要の無い製品を買うことでポイントを得ようとすること)』をしてしまう代理店が後を絶たず、その結果、借金などによる被害者を生み出してしまうのです。


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ゆんた

Author:ゆんた
経営コンサルタントの管理人がニュースキン(Nu skin)やアムウェイ(Amway)を始めとするネットワークビジネス、マルチ商法、マルチレベルマーケティング、MLMの仕組みを解き明かします。

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